空港の外から飛行機を楽しむ方法 ソラムナード羽田緑地編

緊急事態宣言が5月31日まで延長され、閉塞感が増す一方ですね。こういった状況下では、不要不急の外出はできませんが、サイクリング、ジョギングやウォーキング等の運動は容認されています。

航空機を見る目的で空港のターミナルに入ることも、不要不急に該当しますので、当ブログのような航空ブログには痛いです。コロナ蔓延以前は、私も定期的に羽田空港を訪れて展望デッキから写真を撮影していましたが、それも今はできません。

そこで、今回は上記のような運動のコースや、飛行機好きの方も満足できる、羽田緑地ソラムナードをご紹介します。

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ソラムナード羽田緑地とは?

天空橋駅近くにある、遊歩道やちょっとした展望台(といっても横の道路から数メートル高いだけです。)のあるスペースです。天空橋駅を出て、第3ターミナル沿いに環八を進むと、徒歩であれば10分ほどで到着できます。

ソラムナード入り口。奥側に進むと、船着場があります。

この石碑?が立っているところが入口です。ここから1kmほど奥に進めるようですが、現在はまだ工事中で、途中で途切れているようです。

平時であれば、ソラムナードに隣接する桟橋から、お台場海浜公園や横浜のぷかり桟橋を結ぶクルーズ船が週一回、日曜日に運航されているようです(現在はコロナウイルスの影響で運休中)。

船着場・クルーズのアクセスをご案内します。羽田空港旅客ターミナル公式サイトです。

運賃は、お台場・横浜へ大人2,500円だそうです。ちょっと割高な気がしますが、桟橋のある多摩川を航行する必要があるため、小型船になってしまいます。定員も限られるため、一人当たりのコストが高くなってしまうのは、仕方がないですね。

展望台へと上がる、スロープからの展望。

ソラムナード羽田緑地展望台からの眺め

展望台からは、ランプ内の様子がよく見渡せます。

B滑走路の先端の延長線上にあるため、風向きによってはこのように、離陸する飛行機を真正面から見ることができます。南風運用(南からの風が吹いているとき)のときは、ソラムナードに向けて飛行機が飛んで来ますので、おススメの場所です。

離陸する飛行機を後追いで撮影。

遠くには、東京ゲートブリッジを望むこともできます。

南風の時は、この矢印の向きから飛行機が離陸する場合があり(04と呼ばれます)、そのときがソラムナードから一番よく見えるチャンスです。※画像はFlightradar24から転載。

※上記はPC版です。iphone、Androidにもそれぞれアプリがあります。正面から飛行機の離陸を見たい!という方はFlightradarでチェックしてから行くことをおススメします。

まとめ

羽田空港では全てのターミナルの展望デッキが閉鎖されている状況です(2020年4月23日より)。以下の記事をご参照ください。羽田空港サイトでこの件のプレスリリースを探したのですが、見当たりませんでした。代わりに、Aviationwireさんの記事のご紹介となります。

私がグランドスタッフとして勤務していた頃、展望デッキが閉鎖されることは、害虫駆除を除いてなかったと記憶しています。

第3ターミナル(旧国際線ターミナル)の展望デッキは、24時間オープンで、グランドスタッフ時代も休憩時間によく利用していました。この場所に入れない状態であることは、寂しいです。しかし、あと約一か月間の外出自粛に耐え、感染終息の時を待ちましょう。

6月には展望デッキが再び開放され、3月末の夏ダイヤから羽田に就航予定だったエアライン各社の機体を見ることができる状況となることを祈りましょう。