今回は羽田空港展望デッキのご紹介です。
羽田空港には、国際線ターミナル、国内線(第1、第2)ターミナルにそれぞれ展望デッキがあります。
私は国際線展望デッキによく行きます。グランドスタッフ時代も、休憩時間をよく過ごしていました。休憩時間も飛行機を眺めているのは、職場でも私ぐらいでしたw
国際線展望デッキ(※2020年3月より、第3ターミナルという名称に変更になります。)
国際線ターミナルの屋上にあります。
国際線ターミナル屋上の展望デッキは、24時間オープンしているのが特徴です。正面に管制塔も見え、滑走路に着陸する飛行機が良く見えます。
2014年5月撮影のEVA航空キティちゃんジェットです。iphoneで撮影していますが、機体との距離も近く、大きく映ります。
お酒を飲まれる方は、屋上の展望デッキに向かう前に、1階ローソンか出発階3階のセブンで調達されることをおススメします。(デッキから前述のコンビニに戻るのは、やや面倒です。)
展望デッキには、テーブル付きのイスもあります。私もよく使います。
北風(北からの風が吹いているとき)の時は、展望デッキに向かって右側から機体が進入しm着陸します。航空機は向かい風で着陸や離陸をします。
南風の時は、展望デッキ左側から飛行機が離陸します(現段階では、左側から離陸することはありません)。
https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/international/use.html
国土交通 羽田空港のこれから
上記サイトで、北風、南風の時、それぞれどの滑走路にどの向きで航空機が発着するのかという情報が分かりやすく解説されています。
http://www.haneda-airport.jp/inter/flight/
羽田空港国際線ターミナル フライト情報
国際線ターミナルで飛行機ウォッチングの際は、上記サイトでフライトスケジュールを見た上で、お出かけになるのがよいと思います。
国内線第1ターミナル展望デッキ
JALが使用する第1ターミナル屋上にある展望デッキは、国際線ターミナルを正面に見ることができます。(06:30-22:00オープン)
国際線ターミナルに発着する航空機を眺める選択肢としても、良い場所だと思います。
JAL国内線で就航している新型機A350
第2ターミナル展望デッキ
主にANAが使用している第2ターミナル屋上の展望デッキです(06:30-22:00オープン)
ルフトハンザ航空A350(背後の船がかぶってしまいましたが…)
第2ターミナル屋上展望デッキは、東京湾が最もよく見えるデッキです。スカイツリーや、東京ゲートブリッジも見え、なかなか風光明媚です。
ふと気づいたら、カメラのズームを、航空機ではなく船に向けていたりしますw
まとめ
私はよく航空機のブロックイン(駐機スポットに入ること)前に待機して、チョーキング(車止めを設置すること)、燃料補給、バゲージ取り卸し、ケータリング取り卸し、といった一連の作業を眺めることがあります。GSE(Ground Service Equipment)と呼ばれる、航空機地上支援車両を見るもの面白いです。
旅客グランドスタッフ志望の方も、グラハンスタッフがどのような作業をしているかというイメージが非常につきやすくなるかと思います。
フライトがDLYしているとき、PAXのボーディングは終了したものの、燃料補給が終了せず、出発できないこともしばしばあります。同じくDLYのときは、到着PAXのバゲージの取り卸しが終わらず、出発PAXのバゲージを積めないといったこともあります。
旅客担当になっても、ランプさんと協同しながらフライトをハンドリングするという意識が極めて大切です。ランプさんからトーキー(無線)で報告される、ランプでの作業の様子に想像力を働かせることができれば、業務もよりスムーズにこなせると思います。
展望デッキでゆっくり作業を見られる機会に、航空機が到着してから出発までの流れを観察するというのもありだと思います。
航空ファンにとっては、エンジン音や燃料の匂いも含め、五感で航空機を楽しめる場所といっていいと思います。