グランドスタッフの通勤時間、一人暮らしと実家暮らし

グランドスタッフは、どれ程の通勤時間をかけて、空港に通勤しているのでしょうか。

私のグランドスタッフ時代の経験や、現在空港に勤務している友人や元同僚の例を基に、お話ししたいと思います。

私がグランドスタッフだった時の通勤時間

私はグランドスタッフとして入社したての頃は、実家から通勤していました。

通勤時間は、自宅から会社のロッカーまで1時間でした。空港の駅に到着してから、ロッカーまでの動線が長く、電車を降りてから6分ぐらいは必要でした。

空港内の動線

グランドスタッフとして働く際、これがちょっと厄介です。通常航空会社やグランドハンドリング会社は、警備員がいる入り口またはテンキーで暗証番号を入力してから、従業員専用の区画に入ります。

そこから更に長い通路を延々と歩いて、また扉のテンキーで暗証番号を入力してようやくオフィスやロッカーに入ることができます。

空港の従業員専用は迷路のように動線が入り組んでいます。新入社員の頃、オフィスまでもっと近い動線はないかショートカットを探そうとして、迷ったこともあるぐらいです。これはセキュリティーのためという噂がありました(実際には従業員専用エリアには、どこにどの会社の事務所があるのかわかる地図が掲示されています。)。

他のスタッフの通勤時間

他のスタッフの通勤時間も、おおむね1時間までの人が多かったです。近い人は空港の近くで、自宅からロッカーまで15分という人もいました。

当時私の勤務体系は、20:00や21:00から翌朝06:00や07:00という、完全な昼夜逆転のものでした。この勤務のスタッフは、公共交通機関が動いている時間に出退勤しますので、タクシーを使うことはありませんでした。

24時間運用空港では、早朝深夜の公共交通機関が動いていない時間に出退勤しなければならない場合も多々あります。

こういった場合、タクシーによる送迎(他のスタッフと相乗り)があり、空港から自宅まで送ってくれます。この場合も距離制限のある会社が多いです。

制限は会社によって様々です。羽田空港から蒲田までといった制限がある会社もあれば、制限を特に設けていない会社もあります

羽田空港、成田空港に通いやすいエリア

羽田の場合、やはり京急空港線の天空橋、穴森稲荷、大鳥居、糀谷、京急蒲田といった場所が王道です。

成田では、成田駅周辺や佐倉、酒々井といったところでしょうか。

私は昼夜逆転の勤務をしていましたので、2年目から羽田空港の近くに住むことを決めました。上記の京急空港線の沿線に住んでいました。通勤時間は、わずか15分となり、夜勤の後に帰ってすぐ寝られるのは本当に楽でした。

一人暮らしと実家暮らし

空港近くに一人暮らしをするメリット

空港のすぐ近くに住むと、すぐに帰って寝ることができるという大きなメリットがあります。特に羽田、関空、中部といった24時間空港だと、早朝深夜にかかる過酷な勤務もありますので、メリットは大きいと思います。

しかし、デメリットもあります。

それは、グランドスタッフの給与では、一人暮らしはやや厳しいということです。多くの会社では、手取りで月給20万を超える場合は、非常に少ないのではないかと思います。

大きな会社だと、住宅手当があり、独身寮に非常に安い家賃で入居できるところもあります。独身寮が充実している会社は成田空港に多い印象です。

こういった待遇もよく確認してから入社したほうがいいですね。

実家暮らしのメリット

今お住いの実家まで、会社がタクシー送迎を出してくれるのであれば、実家暮らしも大いにおすすめです。私の場合、一人暮らしでカツカツの生活になってしまったため、焦って実家を出ることはなかったのでは、と思ったことも多々ありました。

まとめ

通勤時間を大幅にカットするために、一人暮らしをするという洗濯も大いにありだと思います。しかしその場合、住宅手当が充実していたり、寮に入れる会社を選び、自分が得られる額から生活に必要な額をシミュレーションするなど、十分な準備をしてからスタートしましょう。

一人暮らし、実家暮らしのメリットやデメリットをよく比較した上で慎重に選択されることをおすすめします。