未だにコロナ渦の現在、航空業界への就職・転職という選択肢は極めて限られています。
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現在の航空業界への就職・転職戦線
今朝(10/23)、NHK総合の7時台のニュースで、航空業界への就職戦線についての報道がありました。
専門学校のエアライン科の学生、教員の方々、航空業界への就職を希望している、大学4年生が取材されていました。エアライン科といえば言うまでもなく、グランドスタッフやCAを志望されている方が在籍する学科です。
しかし、英語力や人間力を他業界への就職へ目指す方向へ、ひとまず転換する学生も増えているとのことです。
今年はANA・JALともに、新卒採用を中止しており、航空業界の就職にあたって、新卒カードを切るチャンスが大幅に減ってしまいました。
大学生の場合、休学するという手もあり、実際に番組で紹介されていた大学4年の方は、休学して、2021年に就職活動を行うこととしたようです。
しかし、2021年には航空旅客需要はある程度回復するというのは、あくまで予測ですので、実際の状況は誰にも分かりませんね。チャンスが増える可能性は充分にありますが、回復するという保証はないため、来年も苦戦を強いられる可能性もまた大きいのではと、私は考えます。
他業界へ就業するという代替プラン
以前当ブログでは、以下の記事をお送りしています。その中で、英語力をベースに、一旦多職種への就業を目指すプランについても言及しています。
例えば貿易事務といった業務は、英語を使う事務業務ですね。その他の英語を活かせる求人については、Indeedで、「英語 事務」、「英語、オフィスワーク」と検索してみるのがいいでしょう。グランドスタッフ・CAを目指す方は、英語力を磨いている方が多いと思いますので、おススメのプランです。
代替プランで他業界へ就業した場合でも、航空業界への就業よりも、良い待遇を得られる可能性も高いと思います(土日・祝日休み、昼間の勤務のみ等)。
航空業界で狙える職種
航空業界でも、貨物ハンドリング関係職種は、現在でも就職・転職のチャンスがある職種だと考えられます。人と人との往来が減っても、物流は途絶えることがありません。
貨物ハンドリング(事務・現場での貨物ハンドリング作業)は、狙い目と言えます。
ビジネス目的での渡航は認められる動きが、世界各国で出始めているため、定期旅客便の前に、プライベート・チャーター機需要が一足先に復活する可能性も、大いにあると私は予測しています。
まとめ
現在の状況では、航空業界への就業は、難易度が格段に上がりそうです。
他業界への就業し、チャンスを待つ。もしくは、航空業界に拘る。どちらも選択肢です。ご自身の状況も踏まえた方法で、航空業界への就業チャンスを掴まれることを、願っています。
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※アイキャッチ画像ならびに本文画像は、無料画像Pixabay(https://pixabay.com/ja/)からお借りしました。