以前の記事にも少しだけ触れたのですが、どのような適性がある人が国際線グランドスタッフに向いているのでしょうか。
グランドスタッフに向いている4つの適性
- ルールを厳守できる人
- 接客が好きな人
- 体力がある人
- 語学好きな人
1.ルールを厳守できる人
第一にルールを守れる、しかも厳守できることが一番の適性といえるのではないでしょうか。
航空会社の定めるルール、航空保安のルールなど、守らなくてはならないルールか多数あります。
グランドスタッフの仕事が、一般の仕事と一番異なる点はやはり、職場が空港であるという点です。これから航空便で出発するお客さまの安全を守ることも、グランドスタッフの重要な役割です。
グランドスタッフも航空保安を担う一員ですので、ルールに従って動くことが求められます。
例えば、ランプパスで入れる制限エリアで、スタッフが写真を撮ったりすることも禁止されています。これも保安上の理由です(海外の空港スタッフが撮影した写真がFacebookのエアラインコミュニティに投稿されていたりするので、日本独特のルールなのでしょうか。。。)
少しでも安全上まずいなと思うことは、控えましょう。
2.接客が好きな人
やはり接客が好きな人でないと続かないです。
グランドスタッフは1日の担当便数にもよりますが、本当に沢山のPAXの相手をします。
難しいPAXもおり、接客好きの私も本当に疲れているときは、PAXと話したくないと思ったこともあるほどです。
接客という要素は、グランドスタッフ業務で最も醍醐味のある要素だと思います。
しかし、最も辛い要素の一つでもあると言えます。航空会社のルールでもあるにも関わらず、どうしても納得できないとクレームをつけるPAXもいます。
そういったPAXをなんとかなだめ、説得して搭乗させ、飛行機のドアをオンタイムでクローズする。これもグランドスタッフの腕の見せ所です。
3.体力がある人
他の仕事でも一緒なのですが、グランドスタッフの場合は特にこれが重要です。
出勤時間も早番や遅番があり、非常に不規則な生活になります。業務中に、動き回ったり、PAXからお預かりしたバゲージをベルトに流すといった、力作業もあります。
勤務時間が一定しないということは、寝る時間もバラバラになります。
いつでもどこでも寝られる人が、この仕事に向いています。
4.語学好きな人
国際線グランドスタッフ(国内線でも外国籍のPAXは、近年特に多いのですが。)という仕事は自分が習得している言語のスキルを使う絶好の場だと言えます。英語がメインの言語となりますが、近年中国籍のPAXが多く、特に中国語ができる方は活かす場が多々あるのではないかと思います(中国籍のPAXは、英語が通じないことも多かったです)。
私は接客、語学好きでしかも飛行機好きと条件を多く満たしていたので、適正はあったのではと自分でも思いました。
まとめ
以上、グランドスタッフとして働く中で私が思った、グランドスタッフへの適性についてお伝えしました。グランドスタッフ志望の方のヒントになれば幸いです。