グランドスタッフとして働くデメリット

以前、グランドスタッフとして働くメリットについての記事をお送りしました。

今回はその逆、デメリットについてです。

  1. 不規則勤務
  2. 過酷な勤務
  3. キツい先輩

以上のことが挙げられます。

1.不規則勤務

当たり前ですが、飛行機の運航には土日、祝日は関係ありません。

世間一般の人たちが休んいるとき、グランドスタッフは働くことになります。

特に大型連休の際など、一般の人は旅行に行くために空港に向かうのに、グランドスタッフは仕事のために空港に向かいます。これから楽しい時間を過ごす人たちと同じ電車で仕事に向かうのは、ちょっと辛いなと思う瞬間があります。

2.過酷な勤務

グランドスタッフは、自分が担当するフライト時間に合わせた勤務をします。

私の場合、1日2便もしくは3便を担当していました。しかも、フライト時間が夜遅い時間と、早朝でしたので、21:00-06:00、21:00-07:00などといった勤務でした。

完全に昼夜逆転の生活を送っており、身体はきつかったです。

一番身体が眠い、早朝03:30頃からのチェックイン作業は本当にしんどかった記憶があります。

会社によっては、10時間を超える、残業ありきのシフトを組んでくることもあります。他の日に短いシフトがあり、トータルで見れば、残業なしというのであればわかります。しかし、元々残業を日常的にシフトに組み込んでくる会社がありますので、覚悟が必要です。

グランドハンドリングの会社は、一般的に年間休日が少ない傾向にあります。前述のような過酷な勤務をこなし、しかも休日が少ないのはかなりキツいです。

少しでも年間休日の多い会社を選ぶのが、長続きするコツです。

3.キツい先輩

2.過酷な勤務とも関係があると思うのですが、女性のキツい先輩が多いです。

昼夜逆転の生活をしていたり、長時間勤務をしていると、心が荒んだ状態になるスタッフも多いです。

グランドハンドリング会社では、人がどんどん入れ替わります。やはり長時間勤務や給与の問題もあります。キツい先輩も、1年後にはいなくなっている可能性が高いです。

少し我慢すれば、自分が先輩になることができます。自分が先輩になったら、後輩には優しく接したところです。

しかし、人の入れ替わりが激しいということは、頻繁に新人が入ってくるという意味にもなります。

私の在籍していた会社では、教えてもどうせ辞めてしまう…といった感情が蔓延していました。

まとめ

グランドスタッフとして勤務するということは、色々な面で正直厳しいことが沢山あります。

飛行機が本当に好きだとか、外国語を使った接客が好きといった、強いモチベーションがないと継続は難しいと思います。繋ぎの仕事としては全くおススメできません。

グランドスタッフの仕事を始めるには、デメリットもよく考慮した上で、それでもやりたいと思うのであれば、おススメします。