2020年6月2日17:00まで激安セール中の韓国チェジュ航空、私もNRT-PUS-NRTのチケットを購入しました。とはいっても、色々な意味で賭けになりそうです。
※アイキャッチ画像は、無料写真素材のACさんからお借りしました。
コンテンツ
チェジュ航空激安セール
2020年6月2日17:00まで、チェジュ航空(以下、2レターの7Cとします。)は2020年9月1日~2022年3月27まで出発分の激安チケットを販売中です。
航空運賃は最安で片道500円ですが、別途ターミナル使用料(PSFC、Passenger Service Facility Charge)等が必要になります。
ちなみにNRTの場合、PSFCは7C仕様の第3ターミナルは1,040円。その他にも、旅客保安サービス料 (PSSC)というものも530円かかります。
管理人は来年1月のNRT-PUS-NRTの往復チケットを購入しました。航空運賃は、最安の500円×2の1,000円でした。PSFCやPSSCも入れると、トータルでわずか6,970円です。
購入に踏み切った理由
私自身は、LCCの激安セールチケットをこれまで購入した経験がありませんでした。LCCは何度使ったことはありますが、国際線の航空運賃500円wというセールで、実際に購入できたのは初です。
しかし、世界中で未だに猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、国境をまたいだ移動は、未だに厳しい制限が課せられています。まだ先のこととは言え、チケットを買うことはお金が無駄になってしまうというリスクがあると思い、私は当初躊躇していました。
しかし、下記リンクの記事を発見したことから、購入に踏み切りました。
チェジュ航空の場合、最大6,000円のキャンセル料が発生するとのことですが、これはあくまでも航空運賃が6,000円以上の場合とのこと。つまり、今回のセールで500円往復チケットを購入した場合、500円×2=1,000円最大のキャンセル料のみが発生します。
考えてみれば当然で、空港のターミナル使用量やセキュリティチェックにかかる費用まで、返金しないのはおかしいですからね。
購入しても、激安セールチケットであれば、リスクは非常に少ないです。チェジュ航空以下のキャリアでも、PSFC等の料金はキャンセル不可のチケットでも返金されることが多いようです。※実際にご利用のキャリアのルールを必ず確認しましょう。
実際の渡航時に生じる可能性がある、2つの問題
多くのお金が無駄になるというリスクは発生しない、ということで一安心です。しかし、実際に渡航にあたって心配なことがいくつかあります。
- 渡航先国(私の場合は韓国)の検疫体制
- 渡航先国のビザ免除協定について
1.渡航先国の検疫体制
新型コロナウイルスに関連して、多くの国では到着時にPCR検査を実施しています。これに関連して渡航時の数日前に、日本のクリニックや病院でコロナ陰性の診断書を取得し、到着時に提示することが必須とされる可能性もあります。
数日間の旅行なのに、診断書取得という余計な費用が生じてしまいます。しかも、到着時にも時間を要する検査を受け、結果が分かるまで入国できないというのも非常に面倒です。
コロナ陰性の診断書を取得した後、渡航するまでの数日間に感染し、渡航時は無症状だがキャリアという展開も考えられ、不安になってしまいます。
2.渡航先国のビザ免除協定について
私の場合は韓国に渡航を予定していますので、韓国を例にします。日本国籍者が韓国へ旅行する場合、従来はビザは必要ありませんでした。韓国の方が日本に渡航する場合も同様でした。
しかし、現在このビザ免除協定は停止しており、渡航にはビザが必要です。仮に来年1月に渡航するまで、この協定が復活しなければ、キャンセルも考えようかと思っています。両国間続いて来た、ビザ免除協定が停止されたまま、という展開イコール、旅行に行く情勢ではないと判断して良いのでは、と私は考えています。
まとめ
現時点では不可能な、海外旅行。コロナウイルス蔓延前は、何の問題もなくできていた、国際的な人の流動がほぼ停止してしまったことは、本当に衝撃的ですし、残念です。
韓国、台湾といったご近所の国にすら、気軽に行けません。これから海外旅行をするためには、相手国の検疫体制のチェック(診断書が必要など)、渡航要件(ビザが必要か、そうでないか)といった情報を把握することが、今まで以上に重要になってきます。
今回7Cのチケットを購入したのは、こうした条件が緩和され、普通に韓国に渡航できる時世になっているとの期待を込めてです。皆さんも、LCCの激安チケットを買い、コロナ後海外旅行ができるようになるように願い、希望を胸にそれまでの時間過ごすというのはいかがでしょうか。
今後も引き続き、購入した7Cチケットのその後について、お伝えしたいと思います。