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羽田イノベーションシティー(HANEDA INNOVATION CITY)
羽田イノベーションシティーは、羽田空港のお隣の天空橋駅直結の、大規模複合施設です。レストランや商業施設が入居を予定しているほか、企業の研究施設もあります。
2020年7月3日のオープンの様子を見てきました。
天空橋駅に直結しているため、東京モノレールか京急を利用するのが便利です。しかし、天空橋駅はモノレールと京急とも、停車する列車が限られていますので、注意が必要です。
モノレールは各駅停車のみ、京急はエアポート急行、各停のみです。
オープン当日の様子
オープンイベントとして、羽田の地ビールが飲めるビアテラスが開設されていたり、羽田空港のお土産を販売するスペースが開設されていました。
しかし、本格的なオープンはまだ先のとのことで、当日オープンしていたテナントは、羽田地ビールを提供する「羽田バル」とコンビニの「デイリーヤマザキ」のみでした。

駐輪場もあり、24時間100円です。当日はほとんと止まっている自転車はありませんでした。

コミュニティサイクルもあります。

まだテナントも少ない状態です。フルオープンは2022年とのことで、まだまだ先です。

海外からの旅行者の利用を想定して、両替機も設置してあります。

ちょっと珍しい九谷焼の自販機

木製パズルの自販機もあります。
屋上部分には、無料で利用可能な足湯も設置されています。利用時間は05:30-23:30とほぼ1日中です。しかし、足湯の上には屋根がなく、雨の日は座る部分も濡れてしまいます。是非、足湯には屋根を作って頂きたいですね。

松も植えられていて、日本庭園風になっています。

日本風のレストランになるようです。

祈祷室も設けられています。こういった部分にも、旅行者への配慮が伺えます。

羽田の地ビールが飲める、羽田バル。関係者の方が大半でした。

デイリーヤマザキはしばらくの間、平日の11:30-13:30のみ営業。
本格的なオープンまでの楽しみ方
コンビニもわずか2時間の営業(平日の11:30-13:30のみで、土日祝日は休み)で、飲食店も羽田バルしかない現状です。
ビールを飲んで、スカイデッキ足湯につかり、飛行機を眺めるという使い方ぐらいでしょうか。しかし、羽田イノベーションシティーのスカイデッキからは、142-149番ゲートに駐機中の飛行機を見られるというメリットがあります。第3ターミナルの展望デッキからは見えないスポットの様子も見られるのはいいですね。
あとは、コミュニティサイクルをレンタルし、多摩川沿いを走るのもいいと思います。あくまでプレオープンなので、これからに期待ですね。
まとめ
羽田イノベーションシティー開業前は、天空橋駅はほぼ航空関係者しか使わないような駅でした。こうした一般客向けの、大規模施設が開業するのはちょっと意外でした。
羽田空港からのアクセスはバスか鉄道(東京モノレールか京急)ですが、航空便の需要が復活すれば、フリーシャトルバスも是非運航してほしいところです。
フルオープンまではまだ数年かかりますが、羽田空港まで非常に近いため、フライトの前後に立ち寄れる魅力ある施設になって欲しいと願っています。