ヤクーツク航空 R3/SYL(ヤクティアエア)のチャーター便

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成田のヤクーツク航空チャーター便

昨年12月30日、管理人は成田に撮影行きましたが、たまたまヤクーツク航空 R3/SYL(ヤクティアエア)の機体を見かけ、撮影することができました。後で確認してみると、チャーター便であることがわかりました。

運航区間はハバロフスク(KHV)⇔成田(NRT)です。

運航スケジュール

R39945便 ハバロフスク 11:50 / 成田 13:15

R39946便 成田 14:45 / ハバロフスク 18:10

ロシアのヤクティア・エアは2020年11月25日(水)、12月9日(水)、12月30日(水)の3日間、成田/ハバロフスク間で特別チャーター便を運航します。運航便数は1日1往復の計3往復6便です。ハバロ...

因みに、ハンドリングはIAJ(Inter Aviation Japan)社が担当しています。

インターアビエーション・ジャパン(IAJ)は、羽田空港・成田国際空港・新千歳空港を中心に日本各地の空港でのグランドハンドリング(ground handling)業務や航空支援業務など、さまざまな航空関連サービスを行っています。

12月30日当日の様子

機体番号はRA-89035で、機種はSU95(Sukhoi Superjet 100-95LR)です。

機体番号については↓

グランドスタッフが業務で使用する用語を解説します。

Sukhoi Superjet 100-95LRは、ロシアのスホーイ社製の航空機で、座席数は100席程です。因みに、機種名の語尾の「LR」はLong Rangeの略です。下記リンク情報によると、LRばバージョンの航続距離は、4,578kmとのこと。

4,500kmに近い距離で分かりやすい目安を提示すると、羽田ーホーチミンの距離が4,323kmです。

尾翼のオーロラが綺麗ですね。

青空に輝く星。シベリア地方の空を連想させてくれます。

スホーイ機のトーバー・トーヘッド

航空機をプッシュバックまたはトーイングする際、トーイングカーと航空機を繋ぐパーツとして、トーバーとトーヘッドがあります。

トーイングカーは、出発時に航空機をスポットからプッシュバックする、またはあるスポットから別のスポットへ移動する際に使用します。 トーバ...

調べてみると、トーバーはSuperjetとB737、A320で共通使用ができるものがありました。

※Superjet 95には、SSJ100(Superjet100)のものが使用可能。画像は下記リンクより引用。

JMS AG - manufacturer of towbars for aircraft towing, pushback & aviation ground handling of narrow, wide body & regional aircraft and business jets.

しかし、トーヘッドに関しては、独自のものが必要になると考えられますので、ハンドラーのIAJ社がSuperjet専用のものを、所有しているものと思われます。

ロシア入国情報

2020年11月1日以降、入国制限が緩和され、日本からロシアへの直行便での入国であれば、ロシアに入国することは可能(日本国籍者と日本に定住する外国人に限る)になっています。

入国制限の緩和措置は11月1日以降に日本からの直行便でロシアに入国する渡航者に適用される。第三国経由での渡航者は緩和措置の対象とならない。

日本国籍者がロシアに入国する場合、旅行であってもビザが必要で、ロシア旅行の場合、それがちょっと大変ですね。私も2014年、ロシアに旅行に行ったのですが、旅行代理店にパスポートを預け、ビザを代理所得してもらいました。

ハバロフスクの風景

テレビ局の建物。いかにもなソ連時代の建築ですね。

Spaso-Preobrazhensky Cathedral

上の写真の教会脇にアムール河が流れており、この写真を撮ろうとして歩いていた際、凍結した路上で滑りそうになりました。

このとき3月上旬で、早朝の気温は-30℃ほどでした。iphoneのバッテリーがあっという間に切れてしまい、予備バッテリーがないと使い物になりませんでした。

レーニン広場。

シベリアの自然は雄大ですが、過酷さを痛感しました。教会はどこも扉を開けていて、中はとても暖房が良く効いていました(残念ながら、内部は撮影禁止)。教会の中で静かに過ごしていると、とても穏やかな気持ちになれたのを覚えています。特に正教会は内装がとても美しいですし、クリスチャンでない方も是非ご覧頂きたい場所です。

まとめ

ハバロフスク行チャーター便。私の当日の撮影目的はスターラック航空だったのですが、偶然ヤクーツク航空の機体も撮影でき、ロシアの雄大な大地を思い出してしまいました。

スターラックス航空の成田発着便(JX800/801) スターラックス航空(JX/SJX)は、エバー航空元役員の張 國煒氏が設立したエアライ...

気軽に海外旅行に行ける日が来ることを、強く願っています。