CO-MAILとは?

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CO-MAILとは?

CO-MAILとは、Company Mailの略語です。発音は、コメールです。日本語で言えば、社内便や事業便ですね。

到着の際、グランドスタッフやグラハンさんが、「本日コメール1点です。」などと無線でやりとりをすることがあります。PAXのバゲージの他に、社内便もありますという注意を喚起するためです。

中身はと言えば、書類であることがほとんどです。自社便を使った社内便とは言え、少しの書類を航空便で送るのは贅沢だなと思ってしまいました。

ちなみに、私が担当していた東南アジアの某エアラインでは、エアラインのロゴ付きの布製バッグ(結構ボロかったです)に入って送られてきていました。

CO-MAILの受け取り方

PAXのバゲージと共に、ターンテーブルで返却されますので、到着担当が受け取ります。その後、税関検査を受けた後、エアラインのオフィスに持って行くか、REPさんに渡します。

REP(レップ)とは、エアラインのスタッフのことです。

既にグランドスタッフとして勤務されている方、勤務されていた方には馴染み深い用語のREP。REPはどのような職種なのでしょうか。 REPとは...

CO-MAILを税関カウンターに持って行く際、いつも思っていたのですが、税関職員はかなり厳しく、CO-MAILバッグをチェックしていました。

グランドスタッフも行うことがある、通関作業。その際に関わるのが、CIQの中でもC(税関)です。この通関作業で、とてつもなく厳しい税関職員に遭...

エアラインの社内便にまぎれた、密輸入等と警戒しているのだと思いますが、以前CO-MAILを使用した事件等があったのでしょうか。水際で不正を防止しようとする税関さんの努力には、恐れ入ります。

まとめ

税関さんのチェックが異様に厳しかった記憶が鮮明な、CO-MAIL。グランドスタッフにとっては、馴染みのある用語の一つの解説でした。

※アイキャッチ画像ならびに本文画像は、無料画像のPixabay (https://pixabay.com/ja/)よりお借りしました。